コア機能をパッケージ化
<HTが備えるシステム構築基盤技術としての革新性>
~3つの問題解決力~
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階層構造データの高速処理
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状態空間爆発の克服
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プログラム開発/メンテナンスの負担削減
「新たに開発するプログラムを少なく」を徹底的に追及し、以下の点に着目した末に「二段フィルタリング」という独自の着想に到達しました。
- プログラムとは「複数の入力ファイルから利用者が求める論理構造の複数の出力を生成する“フィルタリング処理”を行うもの」と定義
- 処理の構造を簡明に「必須の処理以外はしない」を徹底、問題や論理の記述をしやすく
- コーディングを少なく(自動生成率を向上)、開発期間を短く
- “分割と結合”で複雑さを克服
- 膨大なデータを出力に必要なデータだけを扱う複数のデータ処理空間に分割して畳み込むことの重要性
<二段フィルタリング>
処理を以下の2つに区分けし、「一次」でSORT処理を不要にする等を含む“高速・省資源”化を、「二次」で多様・多岐な出力要求に応える“汎用性”を実現したもの。
- 複数種で件数膨大な入力ファイル群から出力に必要な件数/データ項目長でかつ出力に合せた論理構造の中間ファイルに絞り込む所で、明細データ行に対応するデータポイント一件ごとにデータを畳み込む「一次フィルタリング」(ベクトル=多次元フィルター)プログラム
- 一次フィルタリングで作った中間ファイルのデータを出力ごとの合計ファイルに畳み込む「二次フィルタリング」(テンソル=多様体フィルター)プログラム
この着想を得て、当社は、HT関連事業の中核となるフィルターによる高速・省資源・汎用情報処理システムパッケージ 「HyperTree Filter」の開発に漕ぎ着けたのです。
(「HyperTree(HT)ツール」)