エンジンは省資源型
大量なデータを高速で処理するプログラムを「エンジン」とするHTが持つ多彩な問題解決力は、これまでの技術に比べて画期的なレベルとなっています。
このエンジンの優れた特長は「省資源型」であることです。
- コアとなる“階層構造のデータを高速で処理する手続き”は、特許認定を受けた「三分木を扱えるインデックス・テーブル」を駆使したシンプルなもの
- 大量データの処理にSORTを必要としないので、主メモリ/ディスク上のWORKスペースなしで処理ができる(主メモリ/ディスク等の容量が小さいシステムでもHTが使える)
- ベクトル化という着想を取り入れ、大型のマトリックス計算等で係数の大部分はゼロという場合にゼロの個所の計算をしない(ムダなスペースも取らない)
- 処理内容を定義する式の記述に“再帰(recursive)”表現が使えるので、プログラムを短く分かり易く書くことができる