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システムインテグレーションを革新するシステム構築基盤技術

HTのコアを構成する技術
← コアを支える独創性
  1. 扱うデータの型として「テンソル」を扱える枠組みに拡張

    世の中の問題は、益々、「多次元の要素が絡む多様体」となる方向にあります。そういう情勢の中で問題の解決を的確に進めて行くには、膨大なデータから「問題解決へと導く情報」を、タイムリーに得られる(使いやすい)手立てを備えることが大切となります。

    ところが、今日普及しているIT(情報技術)は、扱うデータの型としては、スカラー/ベクトル/行列表現まであり、つまり、簡単な問題しか扱えないレベルに留まっています。

    HTは、「解決できる問題は多岐に」を実現するべく、もともと階層構造のデータの扱いに強い特長をさらに発展させて、スカラー/ベクトル/行列表現を包含しつつ、より複雑なデータ型である「テンソル」表現を扱える枠組みとしました。

    <テンソル>
    入れ子(※1)になった多重レベルのリスト(※2)で記述されるデータ表現

    リスト上の入れ子の最大レベル: KならK階のテンソル  
    K=0 スカラー  
    K=1 ベクトル  
    K=2 行列

  2. 「フィルタリング」技法を採用

    多種・複雑なファイルやデータ項目が絡む複雑な情報から得たい情報を得るために、量的にも質的にも必要最小限の情報を「畳み込む」(※3)ことを重視し、HTは「フィルタリング」(※4)技術を採用しています。

※1 構成要素に同じ構成要素が表れるもの
※2 有限個のデータを一列に並べてカッコで括ったもの
※3 展開に対立する概念で、加算/集計しデータをまとめていくこと
※4 入力データ群の中から、特定のものだけろ過して出力すること