HTが得意な問題
HTが広く汎用性を備えた技術であることは、「応用編-1」で記した通りですが、「お客様が抱えておられる問題を解決する」となると、“このタイプの問題は、原理的にHTで解決できる”というだけでは信頼して頂けません。
そこで、当社では検証が済んでいる応用対象を「得意分野」として掲げ、この得意分野を着実に広げて行くことで社会的な認知を高めて行きたいと思っております。
当社は、HTで解決できる問題に次のように対応し、出来る限り多くのお客様のお役に立ちたいと考えています。
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汎用パッケージ化による対応
HTは、お客様のシステム化の全工程(問題を明確にするモデリング/要件定義から稼動/運用まで)に渡って貢献できる技術です。そこで当社では、HT技術を多くの企業に活用していただくため、「HT技術のパッケージ化」を企画・実行しています。
<得意としている問題と対応パッケージ(「汎用パッケージ化による対応」)>- RDBソフトと連携させての高速・データ検索/作表or帳票作成問題 ~パッケージ「Hyper Query」で対応~
- バッチ処理を少なくして、高速処理したい/リアル タイム処理したい問題 ~パッケージ「HyperTree Filter」で対応~
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SI・システム開発案件としての対応
当社は、SIサービスやシステム受託開発サービスを主事業としている会社です。問題の明確化(モデル化、要件定義)の段階はお客様と共同作業で進め、その後の開発段階は当社の受託(または分担による共同開発)という形で対応するケースが多く、既に下記のような実績を持っております。
<SI/システム開発案件の例(「実施済み事例/一覧表」)>- 企業合併に伴う「業務アプリケーション・システムの統合」問題 ~データ件数が倍でも処理時間・開発期間が短縮~
- 金融商品の電子販売に備える代理店店頭側のシステムを「短期に実用化する」問題 ~開発期間の短縮、稼動後の高品質、保守の簡易さ~