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システムインテグレーションを革新するシステム構築基盤技術

デファクト技術との相性

今日、多くの企業に共通的に見られるシステム化ニーズとして、「企業内の業務の効率化」から「業務上繋がりが深い他企業との企業間をまたぐ効率化」への重点シフトがあります。

原料や部品の調達から出荷配送までを繋ぐサプライチエーン管理の仕組みを構築する、合併や事業統合に伴いこれまで別の会社だった両社の同じ業務を一本化する、等を“短期間で、少ない投資で、トラブルなく(品質よく)”実用化するシステム化要請が、経営サイドからシステム部門へ突然要請されることがあり得る時代になったからです。

このような局面に、新たに大型のシステム化投資を行えることが理想ですが、現実にはそのようなゆとりのあるケースは少なく、また銀行の大型合併のケースに見られたように統合に失敗するリスクも伴います。そこで、大多数の企業が、既存システムを活かしながら、必要性の高い所に絞って新規のシステム開発を行う方法を選択しています。従ってIT技術には、既存のシステムやそこで広く使われているデファクト(実質)標準技術との「相性の良さ」が極めて重要な要件となる訳です。

HT技術は、以下の2点を基本的な特長としています。

  1. 既存のシステムに広く活用されているRDB技術との相性がいい
  2. システム間のデータ授受の書式としてデファクト標準となったXML技術との相性がいい
例えば、他社システム間の連携では、一方の会社のシステムから出力したファイルを他方の会社のシステムに受け渡すことがしばしば必要になります。受渡しと言う余分な工程を挟むことになるのですから、できるだけ短時間で終わる“高速ブリッジ”技術が望まれることになります。

HT技術は、一方のシステムのRDBから抽出したデータ列を他方のシステムで求められている階層構造のデータ列に置換える処理を超高速で行えます。
また、HT技術は、階層構造のデータの扱いに強いので、同じ階層構造の情報を扱うXML言語との相互変換性は「ピッタリ」と言って過言ではなく、連携システム間をXML準拠ファイルで受け渡すことにも極めて向いています。