Hypertree

ＨＴは多岐に亘る問題解決力を持っています。当社では、ＨＴの応用分野として有望と思う問題に着目し、研究開発を進めています。

時変システム分野への応用

ＨＴは、モデルを外部より指定することによって、その動きを決めています。
現在広く普及している情報技術がカバーしている応用分野は定常システム、つまり、そのモデルはシステム起動時に一度の指定となっているものばかりです。

この点で、ＨＴは、入力されたデータによってモデルを逐次変えていくので、過渡状態に対応できるシステムの構築が可能です。
逐次処理による完全リアルタイム処理

ＨＴは、外部スキーマ（論理出力構造）を表現できるのと、その処理が逐次処理になっているところに特長を持つ技術です。
その両者を組み合わせて利用することにより、利用部門の用途に合わせた形態でのデータ処理と表示を完全リアルタイム処理で行うことが出来ます。
例えば、刻々と変化する会社の状況を知り対策をしたいとの経営者の要望に対して、「経営モニター」のようなものを提供するといった用途に向いています。