HyperTree 技術の本質:基本編-4
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件名、特許番号
「自動集計方法、自動集計装置、および記録媒体」(日本国特許第3230677号) 2000年6月1日出願、01年9月14日特許登録
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取得特許内
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独自考案が認められた
(「大量レコード数のデータを 逐次/超高速 に集計処理する 方法/装置/ソフトウエア」について」) -
大量データをキー・データ項目値により階層構造化し高速に集計する仕組みを考案
(広く知られているBST=バイナリーサーチ・ツリー=二分木検索法を改良。階層ツリーを上向き、下向き、横向きに高速アクセスできるインデックステーブルを考案し、「三分木による階層データ検索法」へと拡張)
階層構造データの高速集計の原理・説明図(PDF:137KB)
(特許公報内容を転載)
これにより、「億件規模の大量データでも、SORTせずに高速集計」を可能にした。 - 当該テーブルの各行(最下層以外の階層の全てのノード)に、その傘下のツリー下のデータの集計値を格納する"value値"エリアを備え、逐次高速に集計できるように考案
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独自考案が認められた
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この特許の当社にとっての意味
- HT技術のコア部分についての特許が認められたことは、当社の今後の事業展開に向け大きな意味があると認識
- この特許は「氷山の一角」であり、当社ではこの技術のデータ処理の原理としての汎用性を活かし、システム構築基盤技術として大きく発展/拡張させるための企業努力を継続中(追加特許の出願作業中)