ＨＴの実用性を高めるために挑んだ技術的な課題と
その解決を支えた 「汎用性の要素」
← コアを支える独創性
| 問 題 |
階層構造で表現される情報を従来は実用的に難しかった大規模データでも要求時間内に処理できるように高速化する |
| 考 案 |
三分木を扱うＩＮＤＥＸテーブル |
| 汎 用 性 の 要 素 |
従来から検索の効率化などで広く活用されている「二分木(Binary Tree）」を扱う技術を三分木が扱えるように拡張、これにより階層構造データの高速処理を革新的に前進させた。（大量データの処理に常識とされてきた「ＳＯＲＴ」処理を不要に） |
| 問 題 |
大規模な問題を実用に耐える時間内に解けるようにする |
| 考 案 |
ベクトル化 |
| 汎 用 性 の 要 素 |
例えばコンビニの店別・商品別売上データのような､店も商品も膨大な数のマトリックスデータを対象にマトリックス計算を行う場合、市販されているパッケージソフトではメモリ容量が足りなくなる「状態空間爆発」問題が発生し、解ける問題の大きさが限られることが宿命の問題だった。
ＨＴは、これを「スカラー値のベクトル化」という実用的な考案により画期的に解決した。 |
| 問 題 |
情報の階層ごとに処理内容が定義される多彩なデータ処理が出来るようにする |
| 考 案 |
論理プログラミング |
| 汎 用 性 の 要 素 |
長年、ビジネス情報処理の世界では､データに対する加工/処理を指示するプログラミング言語は、ＣＯＢＯＬやＣ言語がその代表例とされる「手続き型」が主流を占めていた。
この型の言語は、プログラムを書くソフト技術者向きで､解決したい問題の専門家や当事者部門の人には分かりにくく､問題を解決するソフトが正しく実現されたことをタイムリーに確認することが難しかった。 この難点を克服できる言語が論理プログラミング型で､論議学をベースとして､推論等の高度な処理も実現できる。 ＨＴは、この言語型を採用し、これを拡張かつ高速化したもので、基本的にこの型の言語が持つ汎用性を備えている。 |
| 問 題 |
解決したい問題を持っている部署の人がシステム化の過程の要所で参画し､的確な要件定義(モデル化)が出来る |
| 考 案 |
論理プログラミング型言語の採用 |
| 汎 用 性 の 要 素 |
長年、ビジネス情報処理の世界では､データに対する加工/処理を指示するプログラミング言語は、ＣＯＢＯＬやＣ言語がその代表例とされる「手続き型」が主流を占めていた。
この型の言語は、プログラムを書くソフト技術者向きで､解決したい問題の専門家や当事者部門の人には分かりにくく､問題を解決するソフトが正しく実現されたことをタイムリーに確認することが難しかった。 この難点を克服できる言語が論理プログラミング型で､論理学をベースとして､推論等の高度な処理も実現できる。 ＨＴは、この言語型を採用し、これを拡張かつ高速化したもので、基本的にこの型の言語が持つ汎用性を備えている。 |
